コーヒーの効能!コホート研究の論文で解った驚きの結果

病院で聞くのを忘れていたけど、コーヒーは糖尿病に悪いのかな?
毎日コーヒーは欠かさず飲んでいたので、ダメだったらショックだな!
そうですよね!毎日欠かさずに飲んでいたコーヒーが、糖尿病には良くないから飲んじゃダメって言われたら、そりゃショックですよね。
そんなあなたに、コホート研究の論文で解った最新の糖尿病とコーヒーの関係についてお知らせします。
研究結果によりますと、コーヒーは糖尿病に悪影響を及ぼす心配は全く無いことが解ったと同時に、コーヒーを多く飲む方の方が2型糖尿病発症を予防する効果が高いことも報告されています。
という事で、安心して毎日のコーヒーを楽しんでください。
コホート研究 コーヒーと糖尿病
要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究をコホート研究と呼ぶとなっていますが、解りやすく言えばコーヒーを毎日1杯飲むグループと毎日10杯飲むグループ、それに全く飲まないグループを長い時間をかけて、様々な病気との関係を比べる研究という事です。
しかも多くの研究機関で発表されたものを比べ、総合的に判断したものが確実性の高いものとして評価され、広く公表されるのです。
今回のコーヒーと糖尿病の関係についても同様に、多くの研究機関で同じような結果が出されたことによるものでして、その内容は以下の様な内容のものとなっています。
- コーヒーを1日4~6杯飲む人は,1日2杯以下の人に比べて2型糖尿病発症のリスクが28%下がる
- コーヒーを1日3~4杯飲む人は,1日2杯以下の人に比べて2型糖尿病発症のリスクが24%下がる
- コーヒーを1日7杯以上飲む人は,1日2杯未満の人に比べて2型糖尿病発症のリスクが半分以下まで下がる
どうですか、安心しましたよね。どうぞコーヒーを毎日楽しんでください。
コーヒーのカフェインと血糖値の関係
コーヒーを飲み続けることで2型糖尿病発症のリスク低下に繋がることは、研究結果にあるとおりですが、一方でコーヒーに含まれるカフェインの急性効果も報告されています。
カフェインの急性効とは、カフェインが入っているコーヒーを飲んだ後に血糖値が上昇し,インスリンの感受性が低下する現象の事です。
という事は、糖尿病には良くない成分の一つなわけです。
不思議ですね!コーヒーには糖尿病に良い効果を表す成分と、悪い効果をもたらす成分が同居しているんです。
ところでカフェインの急性効果ですが、単体でしかも多量に摂っている場合での結果であり、他の食品と一緒に摂っているばあいには緩やかな血糖値の上昇が確認されています。
ですので、朝一杯のコヒーは朝食と共に摂っていただくと、2型糖尿病発症のリスク低下に繋がりますので、どうぞ安心して飲んでください。
コーヒーは痛風にも良い
コーヒーには尿酸値の上昇を予防する効果があるという論文が、カナダあるいはアメリカの研究機関より発表されてます。
結果的に尿酸値の上昇を抑える事が必要な痛風にも、コーヒーは役立っているという事です。
確かな理由はまだ解明されてませんが、コーヒーポリフェノールがインスリンの感受性を改善することは既に知られている事で、このことが尿酸値の低下にもつながっているという見方がなされています。
痛風でお困りの方には朗報ですね。
糖尿病とコーヒーの関係についてのまとめ
コホート研究により、コーヒーを飲み続けることで2型糖尿病発症のリスク低下に繋がることが判明しました。
一方でカフェインの急性効果があるとの指摘もありますが、食事と共に飲んでもらう事で血糖値の緩やかな上昇になる事がわかってますので、それほどの心配は無いといえます。
又コーヒーは、痛風にも良い結果が出ていますので、その事に悩んでいる方にお朗報ですね。
この様に、糖尿病で悩んでいる方にとってコーヒーは、気をつけたい飲み物ではなく、むしろ積極的に飲んでもらいたい食品なのです。
ただし1日中コーヒーだけという訳にもいきませんで、糖尿病の克服には、栄養バランスの良い食事を摂らなければならないという事を、あなたも良くご存じですよね。

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