第53回欧州糖尿病学会(EASD)論文で解った!寛解(かんかい)できる可能性が高いことを

2020年8月12日

2型糖尿病と診断されて後に、食事療法と運動療法について医師や栄養士などからアドバイスを受けるかと思いますが、はたして完治することが出来るだろうか心配ですよね!

食事療法と運動療法を続けると、2型糖尿病は完治するんですか?

ずーっと食事の栄養を心配しながら、生きていかないといけないのは嫌だな!

2型糖尿病と診断されると誰もがこんな不安な気持ちになりますが、どうか現代医療を信じ医師の言われることを続けいってください。

現在多くの研究機関において、糖尿病完治の為の研究が盛んに行われていて1型糖尿病でも、臓器移植による完治の為の治療が既に始まっているほどです。

ですので、悲観的にならずに糖尿病を悪化させて合併症を起こさない為の、食事療法や運動療法を続けていってください。

2型糖尿病は寛解(かんかい)する

糖尿病患者の95%以上が2型糖尿病と言われています。

その原因は、生まれつき膵臓からインスリンの出が少なかったり、肝臓や筋肉あるいは脂肪組織でインスリンが効きにくい体であったりした人が、過食、肥満、運動不足、ストレスなどにより血糖値が上がったからと言われています。

第53回欧州糖尿病学会(EASD)報告

2017年9月にポルトガル・リスボンにて開催された「第53回欧州糖尿病学会(EASD)」において、糖尿病は減量や適切な運動を行い、適正な体重に戻すことで寛解(かんかい)できる可能性が高いと発表されました。

英国のニューカッスル大学のロイ テイラー教授によると、過剰なカロリー摂取により肝臓に過剰な脂肪がたまり、その結果血糖を下げるインスリンに対する肝臓の反応が鈍くなり、やがては膵臓にまで悪影響を及ぼすとされてます。

その結果インスリンの分泌が悪くなり、やがて機能しなくなるということで血糖値が上昇し糖尿病となるわけです。

これが2型糖尿病の原因という訳ですが、ではこの2型糖尿病を完治させるにはどうしたらいいかというと、それには2つ方法を同時に行います。

それが食事療法と運動療法です。

減量による治療で10年以内なら寛解(かんかい)も

肝臓に貯まった脂肪は、糖尿病を引き起こすだけでなく、他にも動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因ともなりますので、早めの治療が必要となります。

そしてテイラー教授の見解では、2型糖尿病の発症後10年以内なら肥満を解消肝臓と膵臓に蓄積した脂肪を減らすだけで、糖尿病を寛解の状態にまで癒すことが出来るといいます。

ただしその減量法が大事でして、半年から1年をかけて体重の7~10%を落とすと脂肪肝は改善しやすく、逆に急激な減量は体が飢餓状態にあると反応して脂肪細胞や筋肉がエネルギー源となり脂肪肝は改善されません。

ですので、低カロリー食によってカロリー摂取量をコントロールし、時間をかけて計画的に体重を減らしていくのが良いでしょう。

そして、

  • 食べすぎていないか、
  • さまざまな食材をバランスよく食べているか、
  • 朝食を抜いたり、深夜に食事をしたりしていないか、
  • 野菜から先に食べるように心がけているか(ベジファースト)
  • よく咀嚼(そしゃく)し、食事を楽しめているか

に気を配っていただけると、より一層の効果をもたらします。

運動による治療

まず歩くことから初めてください。

歩幅を大きくし心拍数100~120くらいの状態での歩き方を続けることによって、肝脂肪や脾脂肪を落とすことが出来ます

いわゆる有酸素運動というものですが、逆に激しい運動は先ほどの急激な減量と同じく、脂肪細胞や筋肉がエネルギー源となり肝脂肪や脾脂肪の改善にはなりません。

ですので有酸素運動の一つでもある額にうっすらと汗ばむ程度のウォーキングを、30分以上続けることが大事でありこのことは糖尿病の他にサルコペニア(筋肉量が低下し、身体機能が落ちてしまう状態)などの予防にもつながります。

まとめ

2型糖尿病を寛解(かんかい)する方法を紹介してきましたが、そのためには低カロリーであり栄養バランスの良い食事を心がけ有酸素運動を積極的に取り入れるという物でした。

この寛解の意味ですが、完治とは違い元の状態に戻るというような意味になります。

2型糖尿病になる方というのは、もともと脂肪が増えることで糖尿病になりやすい体質を持っていたわけですので、完治ということにならないのです。

ですから、寛解した後も、定期的に検査を受けられるほうが良いとも言えますね!

 

又、中医学を利用してもいいかもしれませんね。

糖尿病食を中医薬膳学で作るとこうなる【症状別のレシピあり】

 

ところで、毎日の食事に気をつかわなければならない糖尿病ですが、そのことがストレスとなっては本末転倒なわけで、そうならないためにも栄養バランスの良い食事を提供してくれている業者を利用するという方法もあります。

当サイトで、冷凍の糖尿病食宅配業者を比較して紹介した記事がありますので、ご参考になさってください。

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